子供に甘える親

職場のパートさんなんだけど、自分の子供に嫌われてるかもしれないという話をしていた。

子供は幼稚園に通っていて、毎日かなり凝った弁当を作って持たせているらしいのだが

これが子供に不評なのだとか、「いろいろ工夫しているんですけどね」

たまにキャラ弁を作ってるらしく、これが子供は望んでないようなのだ。

子供に求められないものをわざわざ作って疎まれても仕方ないと思うけど、

なにか子供に「お母さんスゴイ」って思われたいらしいのだ。

子供が親にスゴイとか言って認められたいのは自然なことだけど

親が子供に「たいしたもんだ」と感心されたいというのは、

なにやら不健全な臭いがしてくる。



子供は幼稚園で弁当箱を開けたくないのかもしれない。

母親の独自な感性による力作なんかは誰にも見られたくない。

それは4,5歳の年齢でも何か違和感を覚える。

母親のお手製のって嫌なんです。

プロレベルならいいけど、素人がプロの作品をパクったようなヤツは

見ていて痛々しい――そんなことは幼稚園児でもわかるんです。

『子供だまし』っていうけど、だませないものなんですね。

どこにでもある市販品が良いんだよ。

お手製の手提げ袋とかなんとも・・・

個性的な弁当とかもいらない。

子供が恥ずかしがっていることに気づかない母親。

この場合は子供っぽいのは子供じゃなくて親の方かもしれない。

子供にあれしてあげた、これしてあげたといって

感謝を要求しているのかもしれない。

だから子供が無反応であったりすれば何か腑に落ちない。

何か感想を求めてみたりするが、子供が無関心であれば

親の方が不機嫌になったりする。

「せっかく作ってあげたのに、そんな態度ならもう何もしてやらない」

といって不貞腐れてしまう。

そんな親と一緒に暮らす子供は次第に親の顔色をうかがうようになる。

親の機嫌を損なわないように忖度しだす。

親に気を遣う子供らしくない子供になっていく。

子供に感謝されたい親は子供の反応に敏感なのかもしれない。

自分の発言に対して否定的な態度を示されると激昂したりもする。

自分が良かれと思ってしたことなのに、なんだその態度は?

誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだという勢いになっていく。

自分が満足させられる立場じゃないと気が済まない親は

子供に何かをしてあげても感謝を要求するんですね。

子供のためじゃなくて自分を喜ばすために子供を利用しているところがあるかな。

逆に子供が親を喜ばそうと家事の手伝いをやろうとしても

何もできないし何もわかってないダメな奴あつかいをして

侮辱したりする。

こういう親に育てられた子供は将来どうなってしまうのだろう・・・?

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