結局みんなと同じがいい若者たち

これだけネットが発達して、

世界にはいろいろな考えがあるということがわかってきたのに、

うちの会社に入社してくる若者や取引先の20代は周りの顔色をうかがってばかりいるようだ。

空気を読みすぎというのだろうか。

我が道を行くような人はひとりもいない。

我が道といっても、会社の規則に反するような自分勝手な人物ということではない。

3,4人でやるミーティングでも周りに合わせるような発言しかしない。

トンチンカンな意見を出してきたり、違法性のあるような危険な案を

思い浮かぶ人は誰もいないのだ。

もちろん法律違反なものは却下しますが。

みんなどこかで聞いたような当たりさわりのない無難なことしか発言しない。

目立たないようにこっそり生きたい。

『平穏無事にサラリーマンで一生を終えたい・・・』という願望が

隠されているような気がするのだ。

そこには若者の野心といったものが微塵も感じられない。

われわれが若かったころは、上司や先輩の鼻の穴をあかしてやろうとやっきだったけど、

ここ最近の若者は、なんとか波風たたないように、定年までつつがなくやって行きたいという

年寄り臭さがにじみ出ている。

でもね目立たないのは求めるくせに、無視されるのはことのほか我慢がならないようです。

ツイッターやフェイスブックなどのSNSでは、どこかの誰かに『いいね』してもらいたくて

一生懸命になっている様子です。

見ず知らずの他人にどう見られるか、どう思われるか、それが気がかりで、

仕事も手に着かないとの話。

四六時中スマホを確認して、相手からの反応がないと意気消沈してしまいます。

それとあと、単独行動ができない男子が多い。

昼飯なんかも、ぞろぞろと金魚のウンコみたいに連れ立って行動する。

社員食堂で一人で食べてるのは、窓際族への第一歩と考えてるようなところがあります。

なぜか、これは男子に多いんです。

女子は意外に吉野家とか、汚い定食屋に一人で入って行きます。

時代の流れでしょうか?

昔は20代のOLが一人で吉野家に入るなど見たことがなかったものですが、

最近ではちょいちょい見かけるようになりました。

もう驚きもしません。当たり前の昼休みの光景です。

多様性は女性には浸透していますが、若い男子は逆に

同調圧力が働くのか、『みんなと同じでなければまずい』と戦々恐々としています。

運命共同体といった感じで、たまに転職を考えてるような人が仲間に現れると

「転職なんかしたって、うまくいきっこない」とか

「まずは三年辛抱しろ」とか

「どこの会社も同じだよ」とか、上司でもないのに

よってたかってそんなことを言って、なんとか引き留めようと必死になるようです。

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