無職でも困らない人たちのマインドとは

おれは無職なのだが、生活は困窮することもなく

むしろ、いたって恵まれているほうといえた。

もちろん無駄遣いはしないから、働いてる時は金も貯まりやすかったし、

その金を株の短期売買で少しづつだが増やすことに成功していたからもある。

無駄はすべて排除しなければならない。

おれには、そんな使命感みたいなものが、最近はとみに根を張ってきたようだ。

『無職』などと聞くと、世の中には侮蔑するような表情を浮かべる人たちもいる。

それにもましてよく見られるのが、

目が泳いで、場が持たない、どうしていいかわからない・・・

といった面持ちになる人たちである。

でもおれは、自分の生き方をとくに異常なことと思ったりしない性格なのか

そんな世間の人たちの反応は、気にもとめなかった。

ちなみに株のトレードをやるからといって職業を『投資家』と名乗るほどのものではないと、

おれは思っている。

投資家っていうと何千万、何億といった金を動かすという勝手なイメージがあるからだが。

――きょうは社会保険事務所に国民年金の免除申請にむかう。

世の中というものは贅沢をしなければ、意外にそれほど金は必要ではない。

みんな余計なものに金を使いすぎるのだ。

家賃の高い物件に住んだり、高級車に乗ったり、外食ばかりしても、

最初のうちは贅沢感を満喫できるかもしれないが、

すぐそれらに慣れてしまって、当たり前のことになってしまう。

これでは金がいくらあっても足りるということはない。

もっともっとと欲求は膨らんでも、それに見合う収入というものは

おいそれとは増えやしない……

――おれも男だから、女性は大好きなのだが、風俗店には絶対に行かないことにしている。

そういった本能に根差した生理的欲求にお金を払って解決しようとしても

これはどえらい金額になってしまって、すぐに金欠病である。

だからといって、恋人をつくればいいじゃないかという話もあろうが、

なんでもかんでも、「男が金を払うべきだ」といった女とは付き合えないものです。

なかなか上質な女性というものは、おれみたいな男とは縁がないみたいで

知り合いになることすらありません。

ということで、おれはいつも一人なのだが、これとて別段不都合ということもない。

睡眠不足や栄養失調は、身体に害をおよぼすが、

女性との交際がないから健康被害があるという話は聞いたことがない。

世の中には女なしでは生きられないといった男たちが

ウヨウヨといるようだが、そんな連中にくらべたら、

おれは、こんな面でもずいぶんと恵まれているんだなあと思います。

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